5月米雇用統計、13万9000人雇用増でほぼ予想通り | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

5月米雇用統計、13万9000人雇用増でほぼ予想通り

  • 米政府は、5月の雇用者数が13万9000人増加したと報告した。これはほぼ予想通りの数字だ。
  • 失業率は4.2%で横ばいだった。
  • 雇用統計発表前にすでに上昇していたビットコインはさらに小幅に上昇し、10万4000ドルを超えた。

米労働統計局(BLS)が6日に行った発表によると、非農業部門雇用者数は5月に13万9000人増加した。エコノミスト予想は13万人増加で、4月の雇用者数増加は14万7000人(当初発表の17万7000人から下方修正)だった。

5月の失業率は4.2%で、予想の4.2%、4月の4.2%と同水準だった。

5日の急落から力強い反発を見せる中、ビットコイン(BTC)価格はこのニュースを受けてさらに小幅に上昇し、10万4000ドル(約1508万円、1ドル145円換算)をやや上回った。

雇用統計は常に注目度の高い指標だが、今週は一連の経済指標が経済の弱さの深刻化を示唆していたため、5月の雇用統計は特に重要だった。具体的には、ADP雇用統計で雇用者数の伸びは2年以上ぶりの低水準となり、ISM非製造業景況指数は景気後退を示唆する水準まで低下し、新規失業保険申請件数は10月以来の高水準に達した。

週初めには4.50%に迫っていた10年債利回りは、アメリカ時間午前の雇用統計発表に先立って4.32%まで低下し、FRB(米連邦準備制度理事会)が夏に利下げを行う確率は大幅に高まっていた。CME FedWatchによると、発表から数分後に10年債利回りは4.44%に急回復し、7月にFRBが利下げを行う確率は30%からわずか16%に低下した。

さらに先を見てみると、FRBが9月の会合までに1回以上の利下げを行う確率は75%から65%に低下した。

既に上昇していた米株価指数先物は上げ幅を広げ、ナスダック(Nasdaq)は0.8%、S&P500は0.75%上昇した。

雇用統計のその他の数字に関しては、5月の平均時給は0.4%上昇し、予想の0.3%、4月の0.2%を上回った。前年比では平均時給は3.9%上昇した。予想は3.7%、4月は3.9%だった。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:U.S. Added 139K Jobs in May, Roughly In Line With Forecasts

**【あわせて読みたい】**ビットコインとは

ビットコイン 購入

ビットコイン取引所

内容は参考用であり、勧誘やオファーではありません。 投資、税務、または法律に関するアドバイスは提供されません。 リスク開示の詳細については、免責事項 を参照してください。
  • 報酬
  • コメント
  • 共有
コメント
0/400
コメントなし
  • ピン
いつでもどこでも暗号資産取引
qrCode
スキャンしてGateアプリをダウンロード
コミュニティ
日本語
  • 简体中文
  • English
  • Tiếng Việt
  • 繁體中文
  • Español
  • Русский
  • Français (Afrique)
  • Português (Portugal)
  • Bahasa Indonesia
  • 日本語
  • بالعربية
  • Українська
  • Português (Brasil)